桜〜WLB〜三者ニーズ - 彩の国彩り日記

今日は雨で残念でしたが、桜がきれいな季節。

一昨日は新宿御苑に行ってきました。
まさに見ごろって感じで心が洗われた気分。

…あの桜をこんな陳腐な文句でしか表現できない自分が悲しい気分。

ただとにかくあそこは人が多い！
ところ狭しとレジャーシートを敷き
花見を楽しむ人たちの数の多さは桜の美しさと同じくらい圧巻。

近くの誰かが言ってた言葉、
「こりゃ桜ってか人だよね。」

同感。

夕方〜夜は雨。

ちょうど電車で移動中だったのでよかったのですが、
昼間はもってくれて、すてきな桜を鑑賞できたことに感謝。

桜の季節は、自転車通勤がとても楽しい季節。

夜は、新宿から浦和に異動して、4月下旬に控えた勉強会の事前打ち合わせ。

今回は同期をゲストスピーカーにお招きし、
「ワークライフバランス」について話してもらうことに。

ワークライフバランス。
昨今だいぶ定着してきた感のある言葉ですが、
果たしてどれだけの人が正確な意味を理解しているだろう？

仕事とプライベートのバランスとればいいって話でしょ？
という理解の人は意外に多いのではないでしょうか。

ワークライフバランスってそもそも何？
自分たちのワークライフバランスはどんな感じ？
県はこのテーマについてどんな施策を展開している？

そんな感じでお話してもらい、そしてみんなで意見をシェアできる機会にできたらと思います。

年度の初めに、改めて働くということ・自分たちの働き方について考える。
いい感じの企画じゃん？
…と少なくとも僕は思っています笑

打ち合わせ後は同期の新居にお邪魔して夕飯をご馳走に。
新婚さんの新居にお邪魔して食事とお酒をご馳走になり夜まで居座り...
旦那さんの手料理、うまかったっす。
そしてすいません、お邪魔むしでしたm_ _m

ゲストをお招きして話していただく企画をするときは次のような感じ。

あ、これやったら面白い！
この人の話聞けたら面白い！
みんなにも聞いてほしい！

こんな想い（思いつき？）から始まります。

Scool for Saitamaのビジョンをまとめた「企画書」はつくってあって、
ゲスト候補（に勝手にさせていただいた方）にお願いに行くときは、
まずその企画書をお渡ししてこんな趣旨でやってます、て説明します。

ビジョンに同意いただけたら、今回自分がなぜこの話を
お願いさせていただいているか、をご説明します。

回によってもちろん経緯、理由は異なりますが、共通しているのは
自分がそのテーマ、そしてその人自身に魅力を感じていることです。

ただ、この人の話聞きたい！みんなにも聞いてもらいたい！
というのは大事なことなのですが、
Scool for Saitamaのほうで話してもらう内容を事細かに決めて
お願いするわけではありません。

ここがちょっと問題ありかなと思っていたところで、
内容をある意味ゲストに「丸投げ」なのです。

でもこれでいいかなと思う理由付けも最近はできてきたり。

例えば前からすごいお話したかった尊敬してる先輩と飲みに行くとき、
お堅いセミナーよろしく事前にいろいろと細かいテーマ設定をするだろうか？

Scoolは勉強会ではあるけれど、例えば先輩をゲストにお招きするときは
そういう飲み会の延長線上、という位置づけでいいんじゃないか？

企画する人間として話してもらいたいこと、伝えてもらいたいことは確かにある。

でも、ゲストが伝えたいことも一方で絶対ある。
このテーマだったらこういうこと聞いてみたい、て参加者のニーズだってもちろんある。

企画する人のニーズ、ゲストスピーカーのニーズ、そして参加者のニーズ。
三者みんなのニーズをかなえるセミナーが一番いい。

こう考えていくと、過去のセミナーで学んだ知恵が有機的につながってくることに気づきます。

３月のセミナーで学んだこと。「気づき」のある研修。

参加者のニーズ・参加者自身の気づきを無視して
企画側のニーズで一方的に「説明」する研修に本質的な意義はない。

２月のセミナーで学んだこと。

研修はそのとき・その時間の学びも大事。
でも、研修を終え、刺激をもらって、「自分で」自己研鑽をはじめ、継続できること、
のほうがもっと大事。

勉強会の、２時間や３時間で吸収できることなんて限られてる。
参加する人が自分の中で何かに気づき、
それぞれの「次」につながっていくセミナーが一番いい。

「場」を用意して、「きっかけ」になれればそれでいい。

…という風に考えることにしています。

そういう風に考えると気持ち的にも実際も準備は楽になり、
ある意味でいい言い訳にもなってしまうのですがf^^