異動の季節
年度末。公務員も異動やらで何かと慌しい季節です。
ちょうど今日の新聞で県職員の異動が一斉に発表され、職場ではみんなその新聞を見て
誰がどこに異動した、あの人は何年で昇格できた、やれ左遷だ栄転だとか、
そういう話で持ちきりでした。
新聞に出る前に県のポータルサイトに出ていた異動情報に
ざっと目を通していたこともありあまり自分は気にしてませんでしたが、
やはり多くの職員を抱える組織の中で人事異動の情報は
みんなにとって最大の?関心事であるようで。
どこに赴任するかで仕事の質も量も、環境も通勤も大きく変わってくるため、
それは当然のことなのですが、なんとなく思ったことをひとつ。
みんな「誰がどこに行くか」で話が終わっており、
そこで仕事をすることで誰が何を生み出せて「何を県民に還元できるのか」
というところには関心がないように見える、ということです。
自分がそこまで理解できていないだけかもしれないし
そういうことはおおっぴらにせず胸の奥に隠しておくのが日本人的美学?という面もあるかもですが、
もっと熱く自分が生み出すサービスの「行く先」を語れる公務員がいてもいいよなぁ、
とか思う自分はやっぱり考えすぎな人なのかなぁとも思ったり笑
とまぁそもそも自分の異動のことを考えるとこんな大所高所からモノをいっていられる立場でないし。
人員削減でポストが減っていく中、自分は組織の中でどういった立ち位置になっていくのか。
1年先も見えない激動の時代に、一職員としてなかなかシビアな問題ではあります。