3月勉強会の報告

だいぶ遅れた感じは否めませんがf^^
3月10日に行った勉強会のフィードバック。


今回は「人材開発」をテーマに、
民間企業での派遣研修を経験された先輩をゲストにお招きし、
先輩が民間派遣で得た学び・気づきを共有することを目的に開催しました。

※県には提携企業に1年間職員を派遣して研修させる制度があります。


「当事者意識」と「気づき」。
2つのキーワードが今回の軸だったと思います。


なんとかしなきゃ、と「自分で」「気づいて」動いていかないと変われない。

例えば職員の研修の場。

行政の研修にありがちなのは、とにかく「説明」する研修。

受講生の理解は比較的おざなりに、とにかく「説明」して進む研修は、
本人の気づきの誘発には向いているかは疑問です。


組織が大きくなっていくとよく言われる、
「施策」が組まれる場と、それを実践する「現場」との乖離の問題。

問題を自分にひきつけて、「自分のもの」としてとらえないと
真摯に問題に取り組むことなんてできない。

そのためには、とにかく現場に出て、知るしかない。
現場を知って自分のやっていることが現場にどういう影響を及ぼすのかを知れば、
他人事としてなんかとられられなくなる。


すばらしいお話をしていただき、
企画した自分にとってはまさに思い描いたとおりの
素敵な充実した時間となりました。


ちなみに今回の企画が実現できたのは、
県の正式な民間派遣研修の報告会に私がたまたま参加して、
そのときに聞いた発表に私がすごく共感して、
ぜひ自分たちの勉強会で話してもらいたい、と思ったのがスタートラインでした。


お呼びしたいと思った先輩とは、
一緒にやっているメンバーの中で直接面識のある者はいなかったものの、

先輩と部が同じ同期にツテをたどってもらいメールで連絡をとり、
直接お会いしてお話をさせていただく機会をつくってもらい、
勉強会の趣旨、今回の企画の意義を説明する過程を経て
実現までこぎつけました。


今まで何度か先輩職員をゲストとしてお迎えして企画を組む会を重ねましたが、
毎回思うのは協力いただく先輩方への感謝。

若造で未熟者な自分の拙い説明、まだまだ形の整わない企画に理解を示してくれ、
お忙しい中時間を割いていただいて。


そこには県を良くしていくことへの共感があり、
共感に基づく輪がひとつできたんだなぁとか勝手に思ってます。

願うらくは、このいい感じの輪がもっと広がりを見せていくこと。

ほんの少しでもいいので、そういうことに
Scool for Saitamaが貢献できればと思います。