過去の実績

「朝勉の会」というそのままの名称で、2012年の1月くらいから少しだけ、
土日のどちらかの朝に勉強会やる会をやってました。


平日の夜とか休日の昼間とかに勉強会なんてもうやってられんでしょ、
という意識になってきてつくった機会だった気がする。
入庁して間もない時期に比べて、家庭を持つ同僚も増えてくるし、
休日の充実した余暇の時間より価値のある時間なんて
勉強会でそう提供できるものでもないし。
僕も当初は自分の時間を相当程度使って勉強会の運営に割いていたけど、
それもまた持続可能性がないものだし。
そういう意味で、今振り返っても正しい舵のきりかただったとも思う。



休日朝やれば、早く起きる理由にもなるし、その後の時間も有効活用?
朝活なんて言葉もあったけか?
集まれるメンバーで好きにやっていた、
いい感じに息の抜けていて、でもちゃんとまじめに成果を求めていた、
個人的に結構気に入ってた集まりでした。


概要を書くとこんな感じ。


開催ペース:
隔週ペースで、土曜か日曜の朝に開催。


場所:
カフェなど。ラフな感じ。


運営の仕方:
各回1人担当を決め、担当者が持ってきたテーマに基づいてざっくばらんに討論。
過去のテーマ例
・自転車を推進しつつ事故を減らすにはどうしたらよいか?
・県民の郷土愛を育てるには
・プラス思考の行革へ転換、いかに稼ぐ力をつけるか


人数:
人数は3人から7、8人くらい?の想定。
→実際は毎回4、5名ほどだった。たしか。


狙い:
・自分がもともと興味あった分野の勉強の継続
→1人だと継続が難しいかもだけど、知識をシェアしあう機会があることで継続できるかも。
 

・勉強を継続することによるモチベーションの維持。
→継続することが県で「自分がやりたかったこと」へのモチベーション維持に繋がる。
※と昔は本気で思っていたが今はどちらかというと冷めている。
「県でやりたいこと」って、入庁して時間が経てば経つほど虚像になっていく。
と冷めてる僕は思う。


 ・「議論すること」を定期的に実践していくため。 
→これは前のエントリーで書いたことに似ている。
http://d.hatena.ne.jp/scoolforsaitama/20140224/p1


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とだいたいの枠組みは以上のようなもの。


より具体的な運営方法(タスクの分担)もいちおう決めていて、


・次回発表者
前の会の朝勉のときに決める。


・開催日程
前の会の朝勉のときに決める。もちろん発表者の都合優先で。


・伝助作成・次回場所決め
前回の発表者が担当する。伝助(http://www.densuke.biz/)を用い、
次回開催日のお知らせを兼ね、前の回勉強会直後にML(メーリングリスト)で連絡する。
開催1週間前に伝助を見て、参加表明者それぞれの最寄り駅から
一番みんなにとってアクセスのよい場所を決め、MLで連絡する。
→そっち方面に出かける用事がその日にあれば建設的な移動だけど、
そうでなかったら正直移動も億劫なのは間違いない。
やっぱり自主勉強会は、継続するのが一番難しい。


 
・朝勉テーマの通知
発表者が開催1週間前までにMLで通知。事前学習のやり方指定は発表者の裁量に委ねる。

 
・事前の資料共有
発表者、参加者問わず事前に共有したい資料があればskydriveを使用して共有。
資料を追加した際はMLでお知らせする。


・議事録作成
発表者以外の人が担当する。担当者は当日の立候補制。
担当者は後日skydriveに保存。保存した際はMLでお知らせする。


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シンプルながらそれなりに丁寧に形を整えた継続性のある仕組みかな、
と当時は思っていたと思うのですが、もちろん今はやってないと思います。
一緒にやっていた後輩の代でも、その代だけで別に勉強会はじめたって話は
聞いたことある気がするから、それはとても嬉しい話です。
別に僕がいなくてもやっていた話な気はしますが。


これの何が実績かというと、次の2つ。
・この仕組みをつくって少しの期間回したということ
・この仕組みを引き継いだ形でまとまった期間研究会を実践し、政策提案や短い論文として形に残したということ